本日は少し専門的なことを。
こんにちは、今日はACL損傷とその治療についてお話ししましょう。
ACL損傷は、ノンコンタクト型では膝外反・下腿外旋、コンタクト型では強い後方からのタックルなどが原因となります。治療には手術療法が主に使われますが、その後のリハビリテーションも非常に重要です。
術後のリハビリテーションでは、まず腫脹を除くことが最も重要です。トレーニングは痛みの出ない範囲で行い、ストレッチやアイソメトリック収縮を利用した徒手抵抗トレーニングが含まれます。再発を予防するためにも、トレーニング後は患部へのRICE処置を行なっておくことが大切です。また、患部外のトレーニングでも、患部に負荷のかからない範囲で行うようにします。
術後1〜2週間後の段階では、チューブなどを利用してアイソトニック収縮での運動を行います。この時に下腿が前方へ引き出されないように注意し、膝外反・下腿外旋の負荷が加わらないようにします。
3〜4週間後の段階では、ついに全荷重を許可することができます。この段階ではOKCやCKCのウェイトトレーニングを導入し、持久的な運動としてエアロバイクなどのSCCKトレーニングも行います。この時期に退院が認められるケースが多いですが、依然としてリスク管理には注意が必要です。
術後約3ヶ月前後からは、軽いジョギングやサイドステップなどの動作を徐々に導入し、膝に他方向からの刺激を与えて本来のスポーツ動作に近づけていきます。この段階では、スピードトレーニングやアジリティーの能力強化、サイベックスでの左右差や傷害発生前のデータとの比較など、現場復帰を検討する必要があります。
ACL損傷のリハビリテーションは、慎重かつ綿密な計画が必要です。手術後すぐに激しい運動を行うと再発する可能性があります。徐々にトレーニングを進め、負荷を増やしながら、安全に現場復帰するためのリスク管理が必要です。
また、リハビリテーション期間中には、痛みが出たり、違和感を感じた場合にはすぐに担当医に相談することが大切です。リハビリテーションには個人差がありますので、自己流で行うことは避け、必ず専門医の指導の下で行ってください。
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